灯台周辺情報

秋田県男鹿市

日本海に面し豊かな自然と文化が自慢

男鹿半島の大部分を占める男鹿市は、東北地方の北西部に位置し、三方は日本海、半島には風光明媚な男鹿三山や寒風山などの国定公園を有しています。
標高355mの寒風山からは、白神山地や鳥海山を一望でき、美しい夕陽、満天の星空などさまざまな表情を見ることができます。男鹿三山の、真山、本山、毛無山は「お山かけ」と呼ばれる修行者の道場として栄えました。
男鹿には、様々な文化や自然の魅力がたくさん詰まっています。
自然景観は、昭和48年5月に「男鹿国定公園」の指定を受けています。さらに、日本列島の成り立ちがわかる男鹿半島と湖底から現れた人工の大地・大潟村は平成23年9月に「男鹿半島・大潟ジオパーク」として認定されています。
また、全国的に知られている伝統行事「男鹿のナマハゲ」や「赤神神社五社堂」、「脇本城跡」など国指定の重要文化財をはじめとした数多くの指定文化財を有しています。
半島の西北端の入道崎の突端に立つ入道埼灯台は、白と黒のコントラストが鮮やかに映える地元のシンボルです。

 

 

 

 

入道埼灯台

 

かつて日本海の沖合にあった男鹿島と砂州がつながった陸繋島として、また「なまはげ」の伝承地としても有名な男鹿半島。その北西端に位置する入道崎、 なだらかな起伏のある草原の突端に立つ「入道埼灯台」は、1951(昭和26)年に改築されたコンクリート造で、白と黒のコントラストが鮮やかに映える大型灯台です。
4月上旬~11月上旬の一般公開期間中は、灯台にのぼって入道崎や沖合の水島などを一望することができます。隣接する灯台資料展示室には、貴重な灯台資料や大型灯台レンズなどが展示されています。
また北緯40度線上の灯台としても知られ、地元産出の「安山岩」でつくられたモニュメントも必見です。


 

 

 

入道埼灯台周辺の見どころ

灯台の回廊からの眺め

目の前にはどこまでも続く日本海。眼下には草原が広がり、北緯 40°の碑がそこにあります。海を隔てた目前には水島、そして右方向に目をやると、天気が良い日には世界自然遺産 白神山地の峰々が海の彼方に連なって見えています。

男鹿水族館 GAO

県魚ハタハタやゴマフアザラシなど約 400 種を展示しています。中でも「男鹿の海大水槽」は深さ約 8mの大水槽。その中を泳ぐ2000匹の魚たちの姿は圧巻です。

灯台から12km 車で約20分

ゴジラ岩

約 3千万年前の噴火による火山礫凝灰岩でできたゴジラ岩は、夕日を背にしたシルエットが火を噴くゴジラに似ているとことから、人気の撮影スポットです。ほかに「ガメラ岩」と呼ばれる奇岩もあります。

灯台から25km 車で約40分

 

寒風山

寒風山は標高約 355m の火山で、薄い表土と芝生で覆われています。頂上にある回転展望台では、約13分間で1回転しながら大潟村、鳥海山、入道崎など 360 度の大パノラマを楽しめます。

灯台から25km 車で約40分

なまはげ館・男鹿真山伝承館

ナマハゲは秋田県の男鹿半島、およびその周辺の地域の伝統的な民俗行事で、200年以上前から行われています。
なまはげ館では、ナマハゲを伝承してきた男鹿の風土をさまざまな資料をまじえて紹介しています。特に、館内に展示されている150 枚を越える多種多様なナマハゲ面は圧巻です。また、隣接する男鹿真山伝承館では、大晦日のナマハゲ行事の再現・実演を行っています。

灯台から12km 車で約20分

 

 

 

 

 

電車・バス

JR 男鹿線男鹿駅下車
男鹿駅~(秋田交通バス男鹿北線)~湯本駐在所前(男鹿市単独運行バス入道崎線)~入道埼下車(約1時間10 分)、徒歩約 3 分 *入道崎線は予約が必要です。

自動車

秋田自動車道昭和男鹿半島 IC ~国道101号、県道 55号経由 約1時間
秋田自動車道八竜 IC ~国道 7号、101号、県道 55 号経由 約1時間