灯台周辺情報

島根県出雲市

歴史と文化、豊かな自然のあるまち

出雲市は、日本海、宍道湖に面し、斐伊川、神戸川により形成された出雲平野を中心として、北部には国引き神話で知られる島根半島、南部には中国山地で構成されている水と緑が豊かなまちです。
海岸線は106㎞におよび、稲佐の浜海水浴場、おわし浜日御碕海水浴場、久村海水浴場・キララビーチ・田儀海水浴場、河下・布勢灘海水浴場・猪目海水浴場があり、砂浜や奇岩とバリエーションに富んでいます。
日御碕灯台のある日御碕地区を中心とするエリアは、国立公園に選定されており豊かな自然に囲まれています。また、日本遺産認定『日が沈む聖地出雲』の中核エリアであるとともに、同地区を含む島根半島が、島根半島宍道湖中海エリ『日本ジオパーク』に認定されており、国内外から観光客が訪れています。
出雲大社など著名な観光スポットの中でも、日本一の高さ(43.65m)を誇る「出雲日御碕灯台」は堂々たる地元のシンボルです。

 

 

 

 

出雲日御碕灯台

 

古事記の国譲り神話を伝え、縁結びの神としても知られる「出雲大社」から西北に約10キロ、島根半島の西端にある日御碕の断崖にそびえ立つ「出雲日御碕灯台」。
白亜の灯塔は外側が石造、内側がレンガ造の二重円筒構造で、その高さ43.65mは点灯120年を経た今も日本一を誇ります。国際航路標識協会提唱の「世界の灯台100選」として国内5灯台の一つにも選ばれています。
灯台内部の螺旋階段163段をのぼった展望台からは、出雲の神聖なるものを代弁する美しい夕日を眺めることができ、運が良ければ隠岐の島を見ることもできます。大山隠岐国立公園内にある日御碕は、柱状節理の奇岩群や出雲松島などが景勝地でもあり、散策路などが整備されています。


 

 

 

出雲日御碕灯台周辺の見どころ

出雲松島

灯台から散策路づたいにゆくとやがて見えてくる、日本海の荒波が岩を侵食した大小20余りの島々で形成された「出雲松島」。日本三景の松島にちなんで名付けられました。

灯台から300m 徒歩約5分

ウミネコの繁殖地「経島」鳥見台

日御碕の沖合100mにある無人島で、ウミネコの繁殖地として国の天然記念物に指定されています。また島内は日御碕神社の神域となっており、境外社・経島神社があります。

灯台から400m 徒歩約8分

島根県立古代出雲歴史博物館

出雲大社関係の展示や青銅器など、国宝や重要文化財に指定されているものが数多く展示されています。神話シアターでは、古事記などを題材とした神話の映像を楽しめます。

灯台から10km 車で約13分

 

出雲大社

国譲り神話を伝え、『古事記』にその創建の由縁が記されている古社です。縁結びや開運の神としても知られ、青銅鳥居や大きな注連縄の飾られた拝殿が特に有名です。

灯台から10km 車で約13分

日御碕神社

天照大神と素盞嗚命をまつる神社。現在の建物は、徳川家光の命により造営されたものです。朱色の社殿が美しく、「上の宮(神の宮)」「下の宮(日沈宮)」と 2 つの本殿があります。
そしてその中でも必見は、日光東照宮で有名な『見ざる聞かざる言わざる』と同様の「三猿」。下の宮の一角にひっそりと施された彫刻です。ぜひ探してみてください。

灯台から1km 徒歩約15分

 

 

 

 

 

電車・バス

JR 山陰本線出雲市駅下車
出雲市駅~(一畑バス日御碕線)~日御碕灯台下車(約1時間)、徒歩約5分

自動車

山陰自動車道出雲 IC ~県道 337号、国道 431号、県道 29 号経由 約30分  徒歩約5 分
山陰自動車道江津IC ~国道 9 号、431号、県道 29号経由 約1時間50分 徒歩約5分